なーさんCafe

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うつ休職中公務員。人生もがき中。超内向型。

休職してから今までのこと

やっぱり薬変えて効果が出てきたのか、

ちょいと調子がいい時が増えた。

調子がいいというより

調子がそこまで悪くない時かな。

休職してからのこと、

振り返る心の余裕が少しずつ出来てきた

 

今までも振り返ってなかったわけではないんだけど、

見たくないものを見る感じがすごくあった

今はもうちょっと冷静な感じで

前よりは動じずに振り返ってる気がする。

 

前回のブログみたいな記事を書いたのも、

その影響かなって思う。

うつでできること、できないこと - なーさんCafe

 

それと、最近Twitterで、

うつの人のアカウント見るようになった

 

それ見てたら、

うつ・休職の先輩、世の中にこんなにいるんだなぁって、

ちょっと安心というか、頼れる人が増えたような、

力をもらえる感じがあった。

休職した直後は、孤独とはちょっと違うけど、

1人で前例も情報もあまりない中戦わなきゃいけないような気がしてたけど、

ここにこんなに先輩いたんじゃん〜

みたいな。

 

自分もそういう人達に情報を届けたい!

とかは思わないというか出来ないけど、

また落ち込む波が来るであろう自分のために、

どんな感じでちょっとだけ回復したか、

書き残しとこうかなと思った。

 

なので今回は

休職してから今までのこと

ざっと振り返って書き残していこう。

 

 

突然の無断欠勤

それまでも何度かあった、

"あ、これ無理だ"

と思う瞬間が訪れて、

今回はほんとに無理だ、と思って、欠勤。

こわくて上司に連絡ができなかった。

数日前から、

"ちょっと限界近いな…"

っていう予感はなんとなくあったけど、

仕事を捌けず、

どうすればいいか分からず、

結局、無断欠勤という緊急停止措置をとることしかできなかった。

今思うと

タスク管理とか休暇管理とか

もうちょっと工夫の余地がありそうで、

そこが今後の課題になりそうだけど、

当時はとにかく追い込まれてる感じで、

そんな工夫を凝らす余裕もなかった。

 

休暇から休職へ

職場から親に連絡がいき、

一人暮らしの家から実家に強制送還された。

実家居心地悪くて疲れるから行きたくなかったけど、

なんとか私を連れて帰ろうとする両親に

抵抗できる体力も気力もなく断念。

とにかく病院行かなきゃと思って

病院に行く宣言をしたはいいものの

なかなかうまく通院できず…。

(通院ってほんと難しいよね……通院でまた精神大きくやられるし……つらかった)

有給休暇なくなるまでに

なぁんとか頑張って初めての診断書もらって休職。

 

家出

そして家出した。

(この並びで"家出"という単語は浮いてる…。)

一人暮らし始めるときも、

なんとか家を出なきゃ私は壊れてしまう

と思って親の反対押し切って

強行突破で一人暮らし始めたような自分なので。

このときもそんな感じで家出。

医者の言うとおり

"3食きっちり食べて

23時には寝て

ちゃんと朝に起きて

毎日お風呂入って

テレビ見たかったらテレビ見て"

ってのを四六時中私に求めてきてたので

わりと限界だった。

どれか一つでもできなかったら、その度に

"はぁ…(ため息)、まだしんどいか"

"一つずつでいいから(言われたことはやろう)な(猫なで声)"

と言われる生活。

はっきり言って仕事してるより苦しい

囚人みたいな生活だった。

家を出る瞬間は今まで出したことない大声を出して喧嘩した。

父がまともに喧嘩してくれた、私の言葉を聞こうという姿勢をちらりとでも見せてくれたのは、

あの時が初めてだった気がした。

(母はこのときでさえまともに会話しようとはせず、子どものワガママを聞いて"あげる"フリの、子ども騙しを続けていた。)

 

一人の生活

そしてようやく

私は休息できる環境を手に入れた

こうなる前に強行突破で一人暮らし始めといてよかった。

それから

通う病院探し、母によるストーカーまがいの行為、職場とのやりとり、食事の確保……。

休息できる環境?何それ?

てな具合に色んなことをしなきゃいけなかった

それでも、

これより悪くなることはない

っていう希望も持てる生活になった

それから今に至るまで、

とりあえず生きている。

 

 

 

こうして振り返ってみると

なかなかに波乱万丈な感じ……。

思い返すと、当時、実家にいた頃は、

妙に焦ってた。

何も出来ない何もしてない何も考えられないどうしようどうしようどうしよう

そういう考えが頭の中をぐるぐるしていて、

手当たり次第情報を探してたりした。

 

でも今にして思えば、

圧倒的に色んなことしすぎてる

うん。

間違いない。

 

病院行けないくらいの状態なのに病院行って、

親にいろいろ言われるストレスに耐えて、

親から顔色を伺われ続けるストレスに耐えて、

監視され続けるストレスに耐えて、

体力気力が底を尽きた状態で"規則正しい理想的な生活"を全うして。

 

いやいやいや。

はっきり言って、

医者が言うような規則正しい理想的な生活なんて

一人暮らし生活の中でできたことありませんよ?

そしてちょいと元気になってきたなーと思える現時点でも

まったくもって出来てませんよ?

それを体力気力尽きた状態でやってたとか……。

 

明らかに頑張りすぎ。

 

やっぱり

"自分を追い詰める"ってよくないんだなぁって

この経過を見て分かるもんだね。

なーんにもできてないと思って頑張りすぎてたときより、

なーんにもできてないけどしゃーないって思ってなーんにもしてない今の方が、

明らかに心が元気だもの

 

またいつか近いうちに

気分の落ち込みが激しい時期を迎えるであろう私、

そのときはコレ見返すか思い出すかして、

"こんな波乱万丈な時期を乗り越えられたんだから、今回も大丈夫。"

そう思って、

"焦らず頑張らず、なーんにもしない方が元気になれるのよ"

ってことも思い出して、

"頑張らないこと"を"頑張って"ね。