今やうつ病患者は前向きでポジティブな人ばっかり説
Twitterでうつ垢を始めた私が最近思うこと。
それが、うつ病で苦しんでる人って、前に進もうとしてる、根が前向きでポジティブな人が多いなってこと。
もちろん個人差はある。そうじゃない人もたくさんいる。そうなれない人もたくさんいる。
でも、私がフォローさせてもらってる人は、そんな人が多いと思うのです。
もちろん、表面的にはそう見えない人もいたり、時期によってすごくネガティブに見える時も。
それでも、心の奥底では、
今の状況を変えよう、今の自分を変えよう、環境を変えよう、
って、必死にもがいてるように思えるのです。
もがいてるって、一般的にはあんまり良いイメージをもたれなかったり、避けられたりするかもしれない。
でも私は、もがくって、
ものすごく力がいることで、
ものすごく根気がいることで、
ものすごく純粋に前向きな人にしかできないことなんじゃないかな、と。
だって、もがくって、前を向いてないとできないことじゃない?
前を向いて、必死にどこかへ向かおうとする姿勢をもがくって表現するのであって、
後ろ向きに走ろうと必死になってる姿勢は、もがいてるというよりヤケになってるって表現する気がする。
ここは、人それぞれもってる言葉のイメージで違うので、私の特有の感じ方かもしれない。
でも少なくとも私はそんな感じを抱いてる。
普通の人は、もがくことすら出来なかったり、適応してるフリするしかなかったりして、
だから、ヤケにならずにもがけるって、ある種才能なんじゃないかな、と。
そんなことを思ったりします。
そして、そんなふうにもがける人だからこそ、うつ病になるのかな、と。
うつ病は我慢強くて真面目な人がなるって、最近はよく言われてて、
まあそれはそのとおりかなって思う。
でも、我慢強いだけじゃなくて、ほーんの少しずつでも今と違う方向、今より良い方向に進もうとする、もがける力があるっていうのも、
ここ最近のうつ病患者の特徴だったりするんじゃないかな?
というか、うつ病の治療に積極的に取り組んでいるうつ病患者の特徴なんじゃないかな。
だって、ただ我慢強いだけだったら、
もがかずに我慢し続けるだけだったら、
きっと治療にたどり着かないままになってしまう。
そして亡くなってしまったりするんじゃないかな。
それか、我慢するために自分を押し殺して、ただその場に適応してるフリだけして、
うつ病の診断はもらえないけどうつ病一歩手前、っていう状態のまま、生き続けてしまうんじゃないかな。
そう思うと、うつ病患者として治療に取り組んでる人達は、
すごく前向きなのかな、と。
それか、今もう1つ思いついたのは、
うつ病になった、診断されたことで、前向きになったパターン。
このパターンもあるかも。
うつ病と診断されるまでは前向きに考えることができなくて、
ただひたすら我慢することしかできなかった。
でも診断されて、その治療に取り組むうちに、前向きになってきた。
そういうパターンの人多いかも。
そして私もそうかも。
そう思うと、今確立されてるうつ病の治療って、そういう、患者が自然と前向きになれるような流れな気がする。
最初はとにかく最低限のことを目標に治療方針をたてるし、
医師も、現状でできそうな、最低限のことしか指示しない。(他は分からないけど私の主治医はそうです。)
当初は、復職の話とかしても、それはおいおいね、と、徹底的に、かるーくスルーされ、
まずはご飯を食べれる環境を整えましょう、
寝れない時が多かったら寝れるように薬出したり生活リズムに気をつけましょう、
くらいのことしか言われなかった。
それが悲しかったり寂しかったりもしたけど、そのおかげで、
生存するうえで最低限必要な、食と睡眠についてだけを重点的に考えられるようになり、
他のことを+アルファとして、ある程度軽い気持ちで考えるようになった。
当初、復職の話をしたがってた頃は、
働かなきゃ、○○しなきゃ、あれも出来てない、これも出来てない、でいっぱいだったけど、
治療と診察をとおして、
2食とれるようになったから次は3食目指す、
1日に1回寝れるようになったから次はちょっと時間を前倒しにする、
とか、これの次はこれ、次はこれ、って感じで、
コツコツ順番に、前に進んでいく感覚で生きれるようになった(なりつつある)。
だから、うつ病患者には、治療を真面目に受けるうちに、自然に前向きな考え方になってる人も多いのかもしれない。
だから、こうしよう、ああしよう、どうしたらうまくいくかな?っていう、
治療に前向きなツイートも多くなって、
それを見た私が、うつ病患者は前向きな人が多いなって感じるのかも。
なんか思考が整理できてなくてめちゃ長くなってきたけど、もう1つ。
人を励ましたり応援したりする人と、それが上手な人が多い。
それも、うつ病患者さんの特徴として私が感じてることの1つ。
これってめちゃめちゃハチャメチャにすごいことだと思う!
なぜなら、それができる人って実はあんまりいないんだなって、今の職場にいてて感じてたから。
そう、休職中の今の職場で驚いたことの1つが、
人のやってることをいちいちチェックしたりケチつけたりする人が多いけど、その一方で、
人を励ましたり応援したりしない人が多い!ってこと。
そして、たまーーーーにそういうことしてる人がいても、やり方がめちゃめちゃ下手!
申し訳ないけど、ほんとにほんとに下手なの!どうしてそうなる?!って言いたくなるくらい、ど下手!
褒めてるつもりなのはなんとなく分かるんだけど、
相手はけなされてるようにしか聞こえないよ?とか、
言ってる本人は、期待してるし応援してるからこそ注意してるって思ってるんだろうけど、
言われてる方からしたら、普通に叱られてる、怒られてる、嫌われてる、としか思えないよ?
って思うような励まし方、応援の仕方しか見たことがない!
まあ、この職場がちょっとアレなだけって可能性も否めないけど、(泣)
学生時代を思い返しても、やっぱり、
人を励ます人、応援する人、うまく励ませる人、うまく応援できる人って
けっこう貴重な、珍しい存在な気がする。
でも、私がフォローしてる人たちは、
お互いに励ましあったり、心配しあったり、いい事があったら祝いあって応援しあったり、ってことを、
けっこう日常的にやってたりする。
それって、これまた、ある種の才能じゃなかろうか。
だって、私の職場ではそんなこと起こり得なかったもの!(泣笑)
だから、Twitterのそういう温かくて前向きなツイートたちに、
私はすごく勇気と元気と幸せをもらってるし、
そんなツイートが多いうつ病患者の人たちのゆるーい繋がりが、
とても居心地よかったりします。
んー。
結局最後まで思考がまとまらんかったので、
締めがどうしようもない。
まあ、そんなすぐに思考がまとまったら、人間苦労しないし、
それができる人はただの天才か努力の天才なので、
私はぼちぼち、ちびちびと、
思考のアップデートを図りたいと思います。
今回書いた内容についても、
いつか何かと繋がって、
洗練された知識とか、生き方のコツになっていったらいいな、と、
そんな感じでブログも続けられたらいいな、と思います。